メッセージ、ありがとうございます。
妊娠・そして出産を経験できたことは、本当に幸せなことです。
ただいま子育てに奮闘中ですが、子どもがいるだけで、幸せな時間と空間、そして安心感があります。

これからも子育て日記、よろしくお願いします。
予定日より2週間早く、

4月30日(土)午後0時42分、2850gの元気な男の子を出産いたしました。

陣痛は想像を絶する痛みでしたが、出産の喜びはそれ以上です。
夫婦ふたりで初めての子育てに奮闘しながらも、
新しい家族を迎え、幸せな時間を過ごしております。

詳しくは、また少しづつ更新していこうと思います。
今日は仏滅。
お見舞いには誰も来ない。
静岡から実両親が来た。
父は初めて赤ちゃんとご対面。
3時間ほどで帰っていった。

そうなると、義両親が少しでも優位に立ちたいと頑張る気持ちもわかる。
コミュニケーションが下手な義両親は、遠慮だけで、
『抱かせてー』とか、『かわいいー』とか、そういうふれあいを取ることができない。

本当に他人行儀。

だからこっちも疲れるし、一緒にいたくないし、関わりたくない。

実両親は写真をとったりして嬉しそうにしていました。
母は抱いていたけど、やはり父は照れなのか、抱くことはなかったけど、赤ちゃんに会ってもらえてよかったです。

でもちゃんと両親には私もわがまま言いましたよー。
人に会うのが1番疲れるんだよって。
それが両親でも…。

私の場合はそうなんです。
夜の授乳やオムツ換えなど、そういうことは苦にならないけれど、人がいるだけで、疲れる。

他人はそういう私を我がままと言うのかも知れないけれど、暫くはそっとして欲しいんだよね。
そのためにみんな里帰りするんだと思うし…。

明日は退院です。
今日は旦那が送り迎えして、旦那側の親戚がお見舞いに来てくれた。

みんな、ただの義理でお見舞いに来てくれているので、短い時間ですぐに帰って行った。

義両親の付き合いの深さがよく分かる。
心の繋がりはなし。
本当にただの親戚づきあい。
私の親戚づきあいからは考えられない。

そして夕方、旦那の兄が子どもをつれてお見舞いに来てくれた。
が、第一声が、『お母さんは帰った?』と聞いてきた。

はーーー?義実家で、私の母が出産当日、静岡から駆けつけたことが話題になっていたんだろう。

私は産後里帰りがしないけれど、週に1度1泊できてもらうことにしているんだけど、
義両親にも、母に少しの間来てもらう旨を言ってある。
気に入らないんだと思う。

自分たちは我が家から徒歩5分の近距離にいて、いつも我が屋の周りをウロチョロしているくせに、産後でさえ、私が母に来てもらうのが気に入らないらしい。

まあ、うっとおしいだろうし、気も遣うだろうけど、それは仕方がないことなんじゃないの?
とはいえ、実際は旦那と私の二人でほとんどやってるんだし…。
母に来てもらうのは計、2泊ほどの予定だよ?

何で産後の私が、母に来てもらうことで、また義両親に気を遣わなければならないの?
しかも義兄に、開口1番『お母さんは、もう帰った?』と笑いながら聞かれなくっちゃならないの?

私の心はどんどん荒んでいく。
なんだか、それが1番悲しいことだと思った。
早速揉めごとが…。

義両親が、「皆さん(親戚)に病院に行ってもらうのは、病院が遠いし悪いから、退院の日に義実家に皆さんに集まってもらう。」と言い出した。

わたしが退院の帰りに義実家に寄るの?
何で私が大変な思いをしなくちゃならないの?
遠くてお見舞いに来てもらうのが悪いなら、お見舞いに来てもらわなくてもいいんだけど…。

結局、病院にお見舞いに来てもらうことに…。
しかも、旦那が車で送迎して、何と3往復。

なんか、お見舞いを強制しているみたいで変だなーと思うのは、私だけなのでしょうか…。

義両親は変に気を回しすぎて気を遣いすぎて、おかしな気がします。

義両親の頭の中は、旦那曰く、
【病院が遠い→お祝いを私たちの家に持っていく→私たちが大変→だから、義実家に最初から呼ぶ】
らしい。

しかも、産後大変だから、義実家には私たちは行かなくてもいいよということらしい。これじゃあお見舞いじゃなくって、お祝いをもらう会みたいだよ。

これは5/1の出来事。出産2日目にして、何でこんなことでもめなきゃならないの????
昨日出産後、家族3人の、何ともいえない不思議な時間と空間を過ごしていた私たち。

午後0:42分に出産後、陣痛室に2時間ほどいたあと、病室に移動。

3時過ぎに、両方の両親に連絡。
両方とも不在で、私の祖母にだけ報告。その後、義両親には5時くらいに報告。

明日来てもらうことになった。

ところが、その後私の実両親に?したところ、もう病院に向かったとのこと。

一応義両親にも、今日はほんの少しだけということで、きてもらった。
私の母が来ることについては、義母の本音が又ちらり。

『8時までだから、無理じゃないのー。』って。

わたしの母は、静岡を5時に出発し、たぶんここ千葉に8時にはつかないと思うけど、それでも、私が心配で、出産を終えた私の顔を一目でもという思いなのだろう。
わたしの感覚で言うと、『大丈夫よ。遠くから来るんだからちょっとだけでも面会させてもらえるわよ。』っていう気持ちになぜなれないのかなーと、相変わらずの義母の了見の狭さに悲しくなる。

やはり、いつも僻みの人生だからか?男親のさがか?思いやりのない気持ちがすぐに言葉に出てしまう。

どうしても張り合ってしまう義母。
実母はそういうところがない。たぶん周りに愛され満たされて生きてきているからだと思う。
そして、娘の子どもと、息子の子どもでは、手が出せるかどうか、自分の立場がどうか、女は分かっているのだろう。

わたしの母、そしておば夫婦は夜9:00前到着。
10分足らずでまた静岡に帰っていった。

それでも、わたしの顔を見た母は、本当に安心したようだ。

私のことを心配してくれるのは、他の誰でもない、お母さん。
ありがとう、お母さん。

そして、義両親が病院に来たときの余所余所しい態度、変に私に気を使うところ。変だなーと思ったら、旦那が送り迎えした車の中で義両親と揉めたらしい。
何でも勝手に進めないで俺たちに相談しろということから始まったらしい。

お祝いの牡丹餅を配ることや、なにやらと色々…。
勝手にやらずに相談して欲しいというのは私の本音だけど、義両親もせっかくしてあげてるのに…と、よい気分でなかったらしい。

私のイメージはかなりのダウン。
この先どうなることやら。
出産したとき心をよぎったこと。

「ダーリンの子どもを産むことができた。」

旦那と付き合って初めての旦那の誕生日。
『何が欲しい?』と問いかけた私に、

『ふたりの子ども』といった旦那。

それから3年半。

結婚、膠原病発病。不妊治療。流産。

やっとふたりの元にこの子がきてくれた。
はるか(妻)とアルト(仮名・わが子)に捧ぐ(アルトの誕生に寄せて)
4月30日(土)は、夏のような暑さだったらしい。病院内にいたために、よくは分からない。
午前2時10分、妻の陣痛の間隔が10分になったらしい。私は、ベッドでうつらうつらしていたが、妻はしっかりと時計を見ながら陣痛の間隔を計っていたらしい。
「じゃあ、そろそろ行こうか。」と声をかけて階下へ降りていった。長丁場になるだろうと思い、すぐに髭を剃った。
コンビニエンスストアで腹ごしらえのためのサンドイッチとおにぎりを買い、車の中で食べた。
午前3時前に○田産婦人科に到着した。
すぐに陣痛室に通され、妻はベッドに寝かされた。胎児の心拍と妻の陣痛の間隔が分かる機械をお腹に装着した。機械には、そのデータがデジタルで表示され、グラフ化した紙が出てくるので、胎児の状態や陣痛の間隔をある程度把握することができた。
助産婦さんが、何度か部屋に来て、子宮口の開きを調べた。その都度、私はカーテンの後ろへ行った。
陣痛室の隣りのベッドには、お産を済ませた女性が豪快ないびきをかきながら眠っていた。妻の陣痛の叫び声など全く気にしていないようだった。
しばらくして、別の助産婦さんが入ってきた。前の助産婦さんと交代らしい。どうやら、わたしたちの出産を担当するらしい。
「先生、今、どちらに勤務しているんですか?」と話しかけてきたので、「○○小学校です。」と答えた。入院の際の書類に勤務先を書いていたので、小学校の教師をしていることが分かったのだろうと思ったが、どうやらそうではなかった。前前任校の保護者で、私のことを知っているらしかった。(私は、その方も児童も知らない)不思議な縁である。その助産婦さんは、私のことをいつも「先生」と呼んで、とても親切に対応してくださった。ただ、医者の「先生」がいるのに、その傍らで「先生」と呼ばれるのは、とても変な感じがした。
午前4時には、陣痛の間隔が正確に10分になったらしい。子宮口も順調に開いているらしかった。私は、妻の傍でうつらうつらしながら、陣痛のたびに声をかけたり腰をさすってあげたりした。その時、男とはお産に時には本当に役に立たない生き物だと感じた。
陣痛室にいる時に、2度ほど○田先生がいらっしゃって様子を診てくださった。
9時40分、分娩室に入った。それまでの数時間は、とても長いように感じられるかもしれないが、当の本人はあっという間に過ぎてしまった感じである。
分娩室に入ると、妻は分娩台に仰向けに寝かされた。私は、白衣を着させられた。いよいよ出産が始まるのだという緊張感が湧いてきた。
分娩台の脇には小さな腰掛が用意されていたが、出産までは1度も座ることはなかった。
私のポジションは妻の右横。丁度、手を握ったり声をかけたりしやすい位置であった。
さて、私の仕事はと言うと…。妻がいきむ度に手を握りしめ、いきみが終わる度に額と鼻の頭にかいた汗をティッシュで拭いてあげるくらいであった。そして、時々、団扇で風を送ってあげたり、水分補給のためにスポーツドリンクや水をストローで飲ませてあげたりする程度であった。しかし、不思議なもので、妻がいきむ瞬間に自分も一緒にいきんでいるのである。最初のうちは、本当に力いっぱいいきんでいたが、時間が経つにつれて、体力が消耗して「声かけ」と「気持ち」だけのいきみになってしまっていた。さすがに、妻は赤ちゃんを産まなければならないので、そういう訳にはいかない。よくもまあ、ずっといきみ続けられるものだと、女性の凄さに感心してしまった。
どうやら、いきみ方にはコツがあるらしい。そのいきみ方如何によって赤ちゃんの出方が違うらしい。助産婦さんは、「顔でいきんじゃだめ!ライトの方(前方)を見て!肛門を押し出すように!」と声をかけていた。私もそのアドバイスを真似して、「かかとで押すように!」などと手探りのアドバイスをした。
途中、赤ちゃんの出具合を見せてくれた。1度目は、妻の股の奥3センチぐらいのところに赤ちゃんの頭が見えた。
「いきんだ後、大きく深呼吸をして!赤ちゃんに酸素がいかなくなっちゃうから!今、赤ちゃんが1番大変な所を通っているから!」と何度か、助産婦さんが強い口調で声をかけた。その時だけ、赤ちゃんの心拍が下がっていた。それから、私は意識して赤ちゃんの心拍を表示する機械を見るようにした。
助産婦さんが酸素マスクを用意して、妻に装着したが、どうやら息苦しいようでそれをすぐに外してしまった。(普通ならば、酸素マスクをしているほうが呼吸がしやすいと思うのだが…。)
10時頃だろうか、○田先生が様子を見に来てくださった。しかし、まだ「サンリュウ?」だったので、すぐに行ってしまった。きっと、出産のその瞬間の時に取り上げてくれるのだろうと思った。その後、入れ替わり立ち代りで、いろいろな助産婦(看護師)さんが来て、声をかけて下さった。
妻がいきむ。私は、ティッシュで汗を拭き、団扇で風を送る。ただただそれを繰り返す。
助産婦さんが、赤ちゃんの心拍計を見ながら、「心拍が戻ったから、赤ちゃんが一番大変な所を通り抜けたみたいね。」と説明してくれた。それを聞いて一安心。産道で頭がつかえてしまったらどうしようなどと心配をしていたから、尚更である。一番大変な所を通過したら、後はすぐに産まれ出てくるのだろうと安易に思っていたが、そうではないらしい。
その後も、妻は1時間近くいきみを繰り返した。
途中、○田先生がいらして、「身体を横向きにしてみたらいいんじゃない。」と助産婦さんに指示を出した。早速、妻の身体を横向きにしていきませてみたのだが、「痛い!痛い!」と言って、すぐに断念。身体を横向きにすることで、赤ちゃんを出やすくさせるのだろうと思ったが、妻が痛がるので助産婦さんも宗田先生も無理強いをすることはなかった。
2度目に、妻の股を覗き込んだときには赤ちゃんの頭が出かかっていた。両親学級で見たビデオと同じであった。妻いわく「台所の排水溝のよう。」いきむ度に、赤ちゃんの頭が迫ってくる。それもほんの少し回旋しながら。「本当に出てこられるのだろうか…。」そんな不安がよぎった。
分娩室には、時計が2つあった。しかし、一つは12時を指して止まっていた。もう一つの時計が12時を過ぎた頃だろうか。「じゃあ、赤ちゃんを取り上げましょう。」と、にわかに緊張感が漂い始めた。内心、どの先生が赤ちゃんを取り上げてくれるのだろうか、気になった。岩○先生が分娩室に入ってきた。(岩○先生は、何度か妊婦検診の時に診ていただいた。○田先生と対照的に几帳面?慎重派?の先生である。)全てをこの先生に任せようと思った。はじめ、○澤先生と助産婦さんの二人だけだったが、次から次に看護師(助産婦)が入ってきた。なんだ、みんなで励ましてくれるのかなどと呑気に思っていたのは私だけだった。それは大間違いであった。緊急事態になっていたのである。○田先生もやってきた。まさにスタッフ総動員である。全員が、自分の分担場所を確認し始めた。私もへその緒を切ることを希望していたので、手袋を装着するように指示された。医師用の手袋なんぞはめたことがなかったので、「これ、どうやってはめるんですか?」などとまぬけな質問をしてしまった。気がつくと妻のベッドを医師と看護師(助産婦)がぐるりと取り囲んでいた。その輪の外に私は追いやられてしまったが、一生に一度の機会なので一番よいポジション(よく見える位置)を確保した。いつの間にか、テレビドラマの「24時救命病棟」の世界になっていた。その空間に自分が居合わせているといった感じである。私は、ビデオもカメラも用意はしなかった。わが子が生まれてくる瞬間を瞼に心に焼き付けておこうと思ったからだ。背の高い助産婦さんが手を入れ込み、赤ちゃんの…
【29日】 

17:00 陣痛らしき痛みが、不規則ながらも現れる。
    20〜50分間隔くらい。

19:00 10〜15分間隔。
  
    もしかして…と思い始め、入浴を済ませる。
    
20:00   また、不規則な陣痛に戻る。
      1時間何も痛みがないこともある。

 ※その後、10〜40分間隔くらいの不規則な痛みが続く。

【30日】
00:00  10〜20分間隔 
       
      痛みが強くなる。 
      痛みがある度に、トイレに行きたくなる。
      やはり便をしたい感じ。

02:00   7〜15分間隔 

     まだ、完全に10分間隔ではないけれど、
     痛みが強くなってきたため、病院に?。
     看護師さんには、まだ早いかもと言われたけど、
     病院に来ても良いと言われたので向かう。

02:30   入院
      NSTでは、10〜15分間隔。

04:00   7〜10間隔  陣痛開始とされる。
      子宮口  3〜4?
      痛みが強くなる。
      陣痛のたびに、ただただ耐える感じ。
      
    
07:00   子宮口  5〜6cm
      
      痛みと戦う。
      陣痛のたびに大声を出し、身体をよじる。
      呼吸法は、できない。
      声を出すことによって、息を吐き出し痛みを逃す。
      「あーーーーーーっっ!!あーーーーーーっ!!」
      って感じ?!  

08:45   子宮口 9?
      どうしても痛みがくると息んでしまう。
      ただ、痛みは強く、ひたすら耐え、
      『いったいいつまで続くの?早く終わって!!』
      と、もう何がなんだか分からない状態。
      

      ※陣痛開始からここまでは、かなり順調なペース。
             

09:50   分娩室入室

     いきみの練習をする。

     2回大きく息を吸って、思い切り息む。
     手と足を踏ん張り、肛門に力を入れる。
     その後すぐにもう1度息を吸い、さらに息む。

何回か息む。
1時間は、あっという間に過ぎていく。
私もだんだん、息むことに疲れてくる。
ただ、息むのも大変なのだけど、息むほうが痛みは消える。
何回か、「息まずに休みましょう。」と助産師さんに言われるんだけど、息まないと、痛みをそのまま受け、絶えられない。

旦那は、私とともに息を吸い、一緒に息み、ずっと声をかけてくれている。痛みが強いと、旦那の手や身体に、強くしがみついてしまう連続。

そして、何度か旦那に陰部を見てもらう。
子宮口はぱっくり開き、その奥に、赤ちゃんの頭が見えるそう。
最初は、子宮口の入り口から3センチ奥くらいに頭が見えるそうだ。

なかなか赤ちゃんが降りてこられない。赤ちゃんの心拍も少し下がり気味。
助産師さんの話では、どうも、心配していた通り、
骨盤の大きさに対し、赤ちゃんの頭が少し大きいらしい。
先生も、「レントゲン取っってあった?」と、いまさら確認している。

私はもう本当にわけが分からず、ただただ耐え、
「もうどうなってもいいから、この痛みをどうにかしてー!!」
「この痛みから、早く開放してー!!」と夢中だった気がする。

1時間半ほど経って、赤ちゃんの心拍も戻ってきて、
1番狭い位置は抜けたとのこと。
旦那が確認すると、子宮口のすぐそこに頭があるそうだ。

そして息みすぎ為、陰部が浮腫んで物凄い腫れていて、
そうすると、またまた赤ちゃんが出にくくなるそうだ。
(この浮腫みは、出産後退院するまで続き、大変でした。)

分娩室に入って約2時間半。これは長すぎるようだ。
吸引かも知れないという雰囲気。

12:15  『もう出しますよー。』
     そう助産師さんが言って、準備を始めた。
     赤ちゃんを迎えるため、脚や陰部の下の台に、
     除菌シートのようなものが引かれた。

     先生も二人がついてくれている。
     看護婦さんも増えて、私の周りは10数名の人で、
     取り囲まれている。少し異様な雰囲気だったと思う。
   

     先生が私のお腹を思い切り何度も押す。
     心臓マッサージなんてもんじゃないくらい。
     15回くらい押しただろうか?
     いや、20回超えていたかもしれない。

午後0:42  ぬる…という感じとともに、赤ちゃんの顔が見えた。

     痛みが消えた…。
     産まれたのだ…。

     小さな声で、『おぎゃー…』と聞こえた。

     産んだという実感はない。
  『やっと終わった、痛みを乗り切った』そんな思いだった。

  先生の大一声は、『これは教科書に乗るくらいの難産だ。』
          『帝王切開だったな…。』

  回旋異常で、顔から産まれて来たし(笑)
  
  すぐに、旦那がへその緒を切って、その後胎盤が出た。
  そして、会陰切開部分を縫いあわせる。
  (結構痛いが、陣痛よりは痛くない)

   その間にも赤ちゃんはお口からチューブを入れられ、    羊水など吸い取られ身体もきれいにしてもらっていた。

  体重2850g 身長50cm 元気な男の子だ。

  その後、赤ちゃんは旦那に抱いてもらい、
  私の胸に抱かれた。カンガルーケアだ。
  おっぱいを吸ったのか吸わないのか?
  乳首を口に加えて、そのあと暫く胸に抱かれていた。

  感動というより、夢中…。
  実感はない。
  なんともいえない不思議な時間と空間。

  あっという間に、無我夢中で過ぎた時間。 
  ただ、旦那と私と、そして新しく向かえた家族の
  「出発の儀式」だったのかもしれない。

  出産の痛みは、忘れてしまうもの…。
  そんな言葉だけが、心に響く。

  新しい家族を向かえ、幸せに包まれているのだから…。
♪予定日まで、あと15日。

昨日の夜、入浴後暫くして(23時30分)、生温かいものが…。
ショーツを見ると結構な量のお水。そして少し粘り気がある。
「えっーーーー!!」
こっれて尿漏れ?それとも破水?
トイレには、うっすらと血の筋も流れていました。

迷った挙句、やっぱり、もしも破水だったら困るので病院へ…。
急なことで、でも、もしかしていよいよ?!なんて夫婦揃ってドキドキしながら診察を受けましたが、破水ではなかったようです。

そのあと、NSTを30分程度つけて張りが来ているかをみたところ、張りも無しということで、取り合えず帰宅となりました。
ただ出血があったので、これから陣痛が来るかもしれません…と看護師さんに言われました。
まあ、1週間以上何も変わらないかも…とも言われて(笑)。

NSTをしているとき陣痛室だったので、ちょうどお産の人がふたりいました。
もう、凄いの、陣痛のうめきが…。

自分の出血とも合わせて、本当に旦那とふたりでいよいよなんだって、ドキドキしながら病院から帰ってきました。

結局、出血はずっと続いていて(生理初日程度)、夜も今朝になっても、お腹は生理痛のようにしくしくと痛んでいました。

それでも今朝は義家の田植えの手伝いに1時間ほど行き(私は見てるだけ)、そのあと、メーデーに行き、デパートに寄ってランチをして帰宅。
その間は、出血は続き、痛みは不規則ながらも生理痛のような感じ…。陣痛とは思えない感じです。

で、今は、痛みが正確にではないけれど、間隔を置いて来ているようなそうでないような…。
その痛みっていうのが、下痢でトイレに行きたいような感じ…。

今はまだ、陣痛なのか、前駆陣痛なのか分かりません。
まあ、明日は妊婦検診があるので一安心です。

予定日まで2週間。もう何があっても不思議じゃないよね。
♪予定日まで、あと16日。

今日は、5年ぶりに、免許の更新に行ってきました。
誕生日は5月28日なのですが、出産を控えているので、
早速、誕生日の1ヶ月前の今日、いってきましたー。

午後3時までの受付で、ぎりぎりの時間だったためか?とってもすいていて、しかも優良講習だったので、あっという間に終了。

ただ、5年ぶりに取った免許用の写真は、う〜ん、やっぱり老けたかな?顔から女の色気がなくなってる気がした…。
まあ、妊娠中だからと思いたいけど…。

でも取り合えず、出産前に無事に更新できたのでほっとしています。
良かった良かったー!!

そうそう、浮腫みは相変わらず症状も改善され、いい感じです。
明日は義家の田植えで、義両親の顔や声を拝むのかと思うと吐き気がしてきますが、明日が終われば…と思い、頑張るつもりです。

おぇーっ。
♪予定日まで、あと17日。

今日は久しぶりに良い天気。
マットやトイレットペーパーホルダー、スリッパを洗濯しました。
雨が降った後なので、庭の草もなんだか元気で、それはショックだけど…。

さて、今日は意を決して、散歩をしようと思う。(午後にね。)
といっても、体力のない私にとっては、ゆっくり歩いて片道20〜30分程度の距離。銀行にいきながらショッピングセンターまで行こうと思ってる。

ショッピングセンターでは、休憩がでらお茶でもして、トイレに寄って、そして帰ってくるつもり…。

人の話をきくと、2時間とか歩いている人が多い…。
尊敬してしまうけど、私には到底無理。
そして、37wでも「出血(おしるし)を見たー。いよいよ?」
なんて人が多く、ちょっと焦る。

運動不足だし、やっぱり遅れるのかしら?
張りや痛みはあるんだけどね…。

そうそう、何故か、浮腫みは日に日に良くなってる。
何でかなー?
いつもの骨を感じる足になる。
運動と休息のバランス、塩分水分の取り方ももちろん関係してるんだろうけど、もしかして子宮の位置の関係?
血液循環に関係する場所への圧迫がなくなったのかなー?
心臓や腎臓への負担が少なくなったのかなー?

不思議です。

まあ、油断は大敵だけど…。

あと、義両親への嫌悪感や拒否感はやっぱりつのるけど、
出産を直前にして、自分の中で少し開き直ってきました。
今までは、自分を責める部分が大きかったけど、やっぱり義両親の嫁(私)に対する態度は、義両親の中では常識でも、私にとっては人間のすることではないんです。

時代や価値観、世代を考えても、とても尊敬できません。

そして、【母親はわたしなんだ】という不動のものが、後押ししてくれてるのかもしれません。
♪予定日まで、あと18日。

36週に入ってから、なるべく母乳マッサージをやるようにしています。

入浴後に、おっぱいを横からと下から、そして斜めから持ち上げるるように圧迫。
そして、乳首を上下左右などに揉んだりつまんだり…。

結構痛いんだけど、日に日に強くマッサージすることができるようになっていきます。

っで、何と昨日、初めてお乳がでました。
透明っぽい汁が水滴のようにでてきたんです!!

なんか嬉しかったなー。

きっと、出産後に出る、黄色っぽい免疫をいっぱい含んだお乳とは違うんだろうけど、
妊娠後期になるとお乳が出る人もいるって言いますよね?

よーし、頑張って続けよーっと。
♪予定日まで、あと19日

1日1日確実に予定日に近づいてはいるのだけど、何となく落ち着かない。カウントダウンて、そんなものだとは思うけど…。

『いつなの?』というのが分からないから、余計に…ね。
ただ、分からないぶん楽しみであり、ドキドキ感が高まるのも、醍醐味かな。

?デーが、いったい『いつ』、そして『どんな風に始まるのか』。

ただ分かっていることは、確実に近づいていること。そして、そう遠い話でないこと。

9ヶ月後半から、身体には今までと違う変化が現れた。
・トイレが以上に近くなったこと。
・排尿に困難を感じるようになったこと。
・張りが頻繁になったこと。
・お腹が突き出してきたこと。
・恥骨や足の付け根への下への圧迫感。
・浮腫みが激しくなったこと。
etc…。

さてさて、今日はこの2日間の心がけのせいか、久しぶりに普通の脚に近い感じでした。もちろんまだまだ痛みがあって、
浮腫みもすっきり取れてはいないのですが、

・マッサージ
・運動
・塩分水分の摂取
などを引き続き心がけようと思ってます。
♪出産予定日まで、あと20日

足の浮腫みがとても酷くなってきたここ10日程。
寝ても治らないし、パンパンで痛くて痛くて堪らないし、
脚首は水が溜まって浮き輪がついたようになってるし、
脚の甲も膨らむだけ膨らんで足の指がお粗末についてる感じ。

骨は見る影もなく、人の足とは思えない。
私の脚はいったいどこにいっちゃったの???

っで、昨日からは以前よりもっと気をつけてみた。

塩分水分を取りすぎないのはもちろん、
夜寝る前もマッサージ、朝起きてもマッサージ、
テレビを見たりパソコンをしたりして椅子に座ってる間も足首を回したり、グーパーさせたり…。
そしてダーリンと一緒にお散歩をし、車の洗車をして身体を動かした。

いつもよりは全然良い。
きっと出産するまでは解消しないだろうけど、できるだけ気をつけてみようと思う。
自分の心地よさが違うから…ね。

そうそう、今日は少しだけど散歩をして、お散歩をするとやっぱりお腹がそれなりに張るし、恥骨や足の付け根に感じる下への圧迫感が確実に増える。
安産につながるとは必ずしも言えないけど、浮腫み解消のためにも、これからは心して身体を動かさないとなーって、改めて思いました。

明日からあまりお天気が良くないらしいけど、お買い物にいって、ウィンドーショッピングでもいいしね。

ファイト!!!
♪予定日まで、あと21日

今日は検診日でした。

私)
・子宮底長  28?
・腹囲    86?
・血圧    99/62
・体重    51.2kg(妊娠前+7kg)
・糖     -
・蛋白    -
・浮腫    -

赤ちゃん)
・頭の長さ 9.1cm
・太腿の骨 6.7?
・体重   2650g

本当に標準みたいです。
頭も前回よりそれほど大きくなっていないし、体重は300g程の増加。これからは成長は緩やかになるので、3000g前後で産まれて来てくれるのかな?

エコーでみた赤ちゃんの横顔は、もう以前よりうまくは入らないんだけど、お鼻と口が飛び出て見えました。

あと、NSTでは赤ちゃんも元気で問題なし。
内診は、子宮口0.5cmの開き、少〜し頭が下がってきてるかなー?って感じだそうです。
他の人で、37wで2cm開いているとか、だいぶ下がっているとか、そんな話を聞くので、まだまだかなーって思っちゃいました。
やっぱり5/14の予定日前後なのかな?

まあ、先生からは、もう生産期なのでいつ産まれてもおかしくないので入院の準備だけはして置いてくださいとのこと。
あと、私と同じ37wの人が今日だけで3人もいて、なんだかお産が重なりそーって、心配に…。
こればかりは仕方がないけれど、できれば一人がいいもんねー。

浮腫は『−』になってますが、もう脚はパンパンです。
像の足のようで足首がないのはもちろん、しもやけのようで、
破裂しそうで、靴が履けないほどです。
夜寝ても朝に解消されず、痛くて痛くてたまりません。

どうしたらいいのか分りませんが、私の中では、
?これ以上体重は増やさない。
?塩分水分を取り過ぎない。
?身体を動かす。

これらを心がけてみようと思います。

いつ赤ちゃんに会えるのか分りませんが、彼という一人の人間との出会いが、喜びであり怖くもあり、ドキドキします。

そして妊婦検診も、もう終わりに近づいてきているようです。
♪予定日まであと22日 体重50.6?(妊娠前+6.5?)

胎動が相変わらず激しい。
激しいというより、力強く、
ぐに〜〜っ、ぐに〜〜っ、ぐわぁぁ〜んと、押し上げてくる。
そして、筋肉痛のような痛み。

お腹も余り大きくなってないので、赤ちゃんももうスペースが少なくなって、すぐに子宮に当たっちゃうんだろーなー。

自分でお腹をみてみると、赤ちゃんがそのままいるって感じで、
これじゃあ、転んだりぶつかったりしたら、赤ちゃんに直接影響しちゃう〜って感じ。

おりものは、やっぱり少し増えてきましたー。
あと、鏡でみると、お腹が少し下がった気がするんだけどなー。
ただ、私は妊娠してから(妊娠前も)全然運動してなくって、
それがどう影響することやら…。
体力に関しては膠原病ということもあって、人並み以下も以下だし…。

明日は旦那とふたりで少しは散歩でもしようと思います。

それから、今日は一応お布団を干しましたー。
我が家はベッドなんだけど、2階で寝ているので、
昼間、1階のリビングの隣の和室に敷いて、そこでも寝られるように…ね。実母も使えるし。

いつ産まれるか分らないけれど、それまでに何回か干そうとベランダの側にスタンバイです。(シーツもセットにして置いてあるよん。)

あと、庭の草取りは大体終わってまた新たにちらほらとでて来ている感じなんだけど、一応除草剤を撒いておきました。
妊娠中であまりよくないかもしれないけれど、2月に1度撒いて、今回2回目です。
それなりに効いてます。

もちろん、後から後からでてくるけどね。

予定日まで3週間。
Xデーがいつか分らないけれど、毎日できることを少しづつやろうと思います。
今日は月に1回膠原病のための通院日。
特に問題は無しで病状は安定していますが、コレステロール値が高いとのこと。
妊娠中は仕方がないといっていたけど、どのくらいが標準値なのか分りません。

先生に、赤ちゃんの成長はどうかと聞かれました。
この病気の人は、お腹の赤ちゃんが成長が遅い場合が多いそうです。
少し大きめですと答えておきました。

来月は5/19に受診予定。
出産予定日が5/14だから、もしかしたら産まれているかもしれません。(産まれていて欲しい)
まあ、産まれていると病院に通院するのも大変だけど、一緒に連れていきます。
産まれたばかりで、人は色々言うだろうけど、連れて行く以外ないので…。まあ、赤ちゃんの免疫力を信じます。
(一応産婦人科の先生に聞いてみるけどね。)

病院の帰りに、デパートに寄って、ランチ&ショッピング。
出産後のものになるんだけど、スカート買ってきました(ラルフ○ーレン)で。あと、ハンカチと靴下も。

お腹の赤ちゃんは凄く凄く元気に動いてます。
臨月なのに、赤ちゃんがまだ下がってないのかなー?
ただ、おりものは少し増えてきました。
先週の妊婦検診ではエコーがなかったので赤ちゃんの大きさがわからないんだけど、どのくらい大きくなってるのかなー???

今度の妊婦検診では赤ちゃんの大きさが分るので、ちょっとドキドキです。
1日1日が早い。
あっという間に過ぎていく…。

10ヶ月にはいって、またまた食欲がUp!!
食べ過ぎると、赤ちゃんにも影響あるよねー。

私自身はどちらかというと、華奢で小さい。
(顔が丸く、身体に対して比較的足が太いからそうは見られないけど…)

ただし、生まれた頃は丸々太っていて、いわゆる昔の赤ちゃん。
(出生体重は3010gだから普通だけど…。)

お腹の赤ちゃんは、ぐんぐん育ってちょっと大きめ。
成長してくれるのは嬉しいけど、肥満スイッチが入っちゃうと困るよねー。

我が家は旦那もちょー細いから、小さく生まれると思ってたし、
こどもの肥満についてなんて考えもしなかったけど…。

私からだの中で特に痩せている所がウェスト。
35wのとき赤ちゃんの頭9.05cmあったけど、骨盤は大丈夫なのかしら?

かなり心配です。
♪出産予定日まであと25日

妊娠初期の頃は時が経つのが、凄く遅く感じた。
心配で心配で、不安だったからかもしれない。

エコーでみる、人と思えない赤ちゃんの成長が唯一の安心できるときだった。

男の子と判って、彼という一人の人間を意識した。

それから胎動が始まって、お腹にいるんだーって実感が出てきた。

22wになって、まだ安心できないんだけど、それでも流産でなく、早産という時期になったことが嬉しかった。

それからは、エコーでも人らしくなったお顔や足や手をみては、心配や不安が喜びに変わっていった。

胎動もどんどん強く激しくなって、今では彼の存在をずっと感じていて、共に存在している感じ。

30wになったときは、もうすぐなんだという気持ちが沸いてきて、出産準備やら掃除やら心の準備やら、巣作りの本能が動き出したかも…。

それからはあっという間で、ひとつづつ赤ちゃんのものが増えていく喜び、そして漠然とした不安。
両方を合い交えて心の準備と身体の準備を進めている感じ。

30wからはもう本当に早かったけど、臨月に入った今、
いつなんだろう…と、その日【Xデー】を思っている。

・尿はとっても近く、排泄するのがちょっと困難。
・足の付け根や恥骨が押し下げられる。
・おりものは少しだけ増えてる。
・浮腫みは凄くて寝て起きても取れないし、パンパンで痛い。(特に右足)
・胎動はまだまだ激しい。
・赤ちゃんが下がった感じはしない。
・生理痛のような痛み、張りが時々ある。

先週までは、なんだか毎日「産まれそー」って思ってたけど、今週に入って、赤ちゃんが近日中に出てくる感じは、なくなりました。

本能の強い私なので、意外と予定日ぴったりかも…。
ちなみに母親は、私と弟ふたりとも予定日どおりです。

まあ、私の勝手な予想は4/24だったんだけど、
「ありえなーい!」ことになりそうです。

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