今日、僕、泣きそうになっちゃったことがあったの。

9月になって2回目の幼稚園。
お迎えに行って、私のところに来た息子の口から出た言葉。

「今日、僕、泣きそうになっちゃったことがあったの。」

え〜？なぁに〜？
何があったの〜？言ってみなよー。

と聞いてみたけど、人と人との温度差ってずいぶんあるんですね。
私は、そんなに気にも留めてなかったんです。

っで、靴を履くときにたまたま先生に会って、
「あっ、お母さん…」と、息子の言葉の本当の理由を知ることができました。

なんだか、息子の様子が手に取るようにわかって、あ〜と納得。

あっ、まあ、どうってことはないことなんですよ。
でも、私も、小学生の頃に、似た様な思いをしたことあったなぁなんて、思い出しました。

きっと、子供にとってはすっごく悲しくって、困っちゃうことで、泣きそうになっちゃったことなんだよね。

泣きたいの、すっごく我慢したんだろうな〜。

っで、その内容は、
うんちがしたくなっちゃったけど言えなくって、ちょっと漏らしちゃったとのこと。
ちょうどお弁当を食べていて、本人言えなかったみたい。

一応、おしっこに関しては、トイレの時間があって、全員で行くのね。
おしっこって、2時間くらい間隔が開けば、まだしたくなくっても少しは出るじゃない？
だから、「おしっこでる〜！！」って先生に言えなくって、
いやいや、言わなくっても大丈夫なわけ。

でも、うんちばかりは、決まったトイレの時間に先にしておくわけにいかなくって、
今回初めて、幼稚園に行ってる間にいきたくなっちゃったみたいなの。

っで、言えずに困った挙句に、もらしちゃって…。
まあ、最初の硬いところがちょっと…だった見たいなんだけど。

もちろん、おしっこも、うんちも、家では漏らすようなことはないんだけど、言えなかったらしい。

先生の話によると、先生たちが、「なんだか、うんち臭いね」って話してたんだって、そしたら息子が、「うんち、出ちゃった…」って。

っで、お着替えしたあと、もう1度もよおしたらしく、そのときは、言えたらしい。

まあ、いつか本人が頑張らなくっちゃならないことの一つだよね。
言わないと、伝わらないんだから…。

日ごろから、「どんなときでも、何してても、先生に言ってね。」と言い聞かせてはあったけど、初めて経験して、身をもってわかったことでしょう。

それにしても、たかがそれだけのことだけど、
やっぱり先生には、親に伝えて頂けると有難いなぁと、親として始めて実感した出来事でした。

もちろん全員をつぶさに観察していることはできないとわかるけど、
もしも、先生に聞かなかったら、
私は「今日、僕、泣きそうになっちゃったことがあったの。」
の真実を知らずにいたことになるよね。

息子が私にも言わないようなことだったら別に知らなくってもよかったんだけど、
私に会ってすぐ言ったことが、
「今日、僕、泣きそうになっちゃったことがあったの。」だもん。

やはり母親としては、受け止めてあげて、対処してあげたいよね。

母としては、幼稚園で初めてうんちできたことをいっぱい褒めてあげて、もう次からは、先生に言えるね。と、明るく励ましました。

そんなことを気にしないような、たくましい子にもなって欲しいけど、
息子の、神経質で気にし過ぎる、しつこ〜い(悪く言うとですよ・笑）
というそんな性格を、よい所としても伸ばしてあげたいな〜と思う母でした。