もう一つの幼稚園、見学というか、未就園児の説明会へ行ってきました。

集まった親子15組ほど。
多いのか少ないのかわからないけど、私はもしかして、いわゆる、教育熱心?!な母親なのかしら???

まあ、確かに熱心であることには間違いありません。
それがマイナス要因で、嫁姑など思いつめたりもしてるんだけどね。(一緒にしたくは無いけれど、意外とそういうところに現れてるんです。笑)

っで、自宅から車で15分ほどのモンテッソーリの幼稚園。
私が1年ほど前から関心を寄せていただけの事はあって、私の子育ての理念と一緒でした。

子どもは一つのことに集中すると静かに黙々とやる→満足する→満たされた心は、自然と良い方向へ発達する。

つまり、集中して何かを自発的にやることによって、心が満たされ、自律(立)を助けるといったもの。

1年前の、そして少し前までの息子と私だったら、飛びついていた幼稚園です。

パンフレットに書いてあった特徴には、

?子どもに選ばせる
?じゃまをせずじっくり見る
?子どもが出来ることを毎日の日課に
?自分のことは自分で
?ひとりでやりたがるならやらせてみて
?こどもの「こだわり」に付きあう
?だまって見守る

とありました。

まさしく、私が毎日、息子に対して接する態度そのままです。

今日の説明会でも、説明を聞く母親とはなれた場所で(同じ室内)、子どもは自分の選んだお仕事を、夢中になってやっていました。

母親とはなれることに何の不安も感じずに…。
もちろん、不安で、母親の側にいる子も1〜2人はいました。

園長先生は、母親たちに向かって、
「初めての場所で意外と自然に離れるでしょう?」なんて仰っていたけど、子どもってそれが当たり前でしょう?と私は思いました。

まあ、最初から集中できない子もいました。
それに、集中力で満たされるっていうのは確かにそうだけど、30分くらいすると、あきてきています。
それはもちろん子どもによってだし、短い時間でも集中して何かに取り組むことが、心の発達につながるのだとは思いました。

息子はもちろん、30分過ぎても集中し続けています。
ただ、教具の本来の使い方はもちろん先生に促されていましたが、「自分のやりかた」を自分で発見し好きなように遊んでいました。

息子のように、もともと自分で何かに集中して取り組むタイプの子には、むしろ、もっと違う何かを与えてあげたいと思いました。

どんな子にもあるでしょう?
お手伝いをさせると、喜んでやる様子。

あまりにも、私が毎日やっていることと同じ何だもの。

息子は、お仕事(遊び)だけでなく、日常的な接し方まで、モンテッソーリの心で暮らしているようなものなので、
母親としては、分かる喜び、できる喜び、耐え乗り越える喜び、そちらを経験して欲しいなという想いが強くなっているのです。

もちろん、今日のモンテッソーリーの幼稚園での息子の生き生きとした姿、笑顔は、それを常日頃目指している私にとって何にも変えがたいものです。

たぶん、もう一歩の幼稚園では、萎縮したり、自分の気持ちや思いも言えなかったり、そちらも、やっぱり悩んじゃう要因なんだけどね。

子どもにとって必要なものが何なのか?を考えると分からなくなってしまうんだけどね。

ただ、厳しい経験ていうのも、今、なかなかできないよね。
特に我が家は、モンテッソーリの心で育児しているわけだし(笑)。

お勉強というと聞こえが悪いけど、何かを習う(ピアノであったり、書であったりなどなど)っていうのは、あまいもんじゃない、厳しい中から学ぶんだという考えも私の中にはあるんです。

ただ、自分が厳しく躾けられた境遇から言うと、やはり自発性の部分が、ちょっと弱くなってしまうかもしれません。

もう少し、悩んでしまいそうです。


もしかしたら、自分で集中でいない子のほうが、向いているのかもしれないとさえ思いました。

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