出産〜Xデーはやってきた。
2005年4月30日 ♪【妊娠日記】(ICSI?H16.8〜)【29日】
17:00 陣痛らしき痛みが、不規則ながらも現れる。
20〜50分間隔くらい。
19:00 10〜15分間隔。
もしかして…と思い始め、入浴を済ませる。
20:00 また、不規則な陣痛に戻る。
1時間何も痛みがないこともある。
※その後、10〜40分間隔くらいの不規則な痛みが続く。
【30日】
00:00 10〜20分間隔
痛みが強くなる。
痛みがある度に、トイレに行きたくなる。
やはり便をしたい感じ。
02:00 7〜15分間隔
まだ、完全に10分間隔ではないけれど、
痛みが強くなってきたため、病院に?。
看護師さんには、まだ早いかもと言われたけど、
病院に来ても良いと言われたので向かう。
02:30 入院
NSTでは、10〜15分間隔。
04:00 7〜10間隔 陣痛開始とされる。
子宮口 3〜4?
痛みが強くなる。
陣痛のたびに、ただただ耐える感じ。
07:00 子宮口 5〜6cm
痛みと戦う。
陣痛のたびに大声を出し、身体をよじる。
呼吸法は、できない。
声を出すことによって、息を吐き出し痛みを逃す。
「あーーーーーーっっ!!あーーーーーーっ!!」
って感じ?!
08:45 子宮口 9?
どうしても痛みがくると息んでしまう。
ただ、痛みは強く、ひたすら耐え、
『いったいいつまで続くの?早く終わって!!』
と、もう何がなんだか分からない状態。
※陣痛開始からここまでは、かなり順調なペース。
09:50 分娩室入室
いきみの練習をする。
2回大きく息を吸って、思い切り息む。
手と足を踏ん張り、肛門に力を入れる。
その後すぐにもう1度息を吸い、さらに息む。
何回か息む。
1時間は、あっという間に過ぎていく。
私もだんだん、息むことに疲れてくる。
ただ、息むのも大変なのだけど、息むほうが痛みは消える。
何回か、「息まずに休みましょう。」と助産師さんに言われるんだけど、息まないと、痛みをそのまま受け、絶えられない。
旦那は、私とともに息を吸い、一緒に息み、ずっと声をかけてくれている。痛みが強いと、旦那の手や身体に、強くしがみついてしまう連続。
そして、何度か旦那に陰部を見てもらう。
子宮口はぱっくり開き、その奥に、赤ちゃんの頭が見えるそう。
最初は、子宮口の入り口から3センチ奥くらいに頭が見えるそうだ。
なかなか赤ちゃんが降りてこられない。赤ちゃんの心拍も少し下がり気味。
助産師さんの話では、どうも、心配していた通り、
骨盤の大きさに対し、赤ちゃんの頭が少し大きいらしい。
先生も、「レントゲン取っってあった?」と、いまさら確認している。
私はもう本当にわけが分からず、ただただ耐え、
「もうどうなってもいいから、この痛みをどうにかしてー!!」
「この痛みから、早く開放してー!!」と夢中だった気がする。
1時間半ほど経って、赤ちゃんの心拍も戻ってきて、
1番狭い位置は抜けたとのこと。
旦那が確認すると、子宮口のすぐそこに頭があるそうだ。
そして息みすぎ為、陰部が浮腫んで物凄い腫れていて、
そうすると、またまた赤ちゃんが出にくくなるそうだ。
(この浮腫みは、出産後退院するまで続き、大変でした。)
分娩室に入って約2時間半。これは長すぎるようだ。
吸引かも知れないという雰囲気。
12:15 『もう出しますよー。』
そう助産師さんが言って、準備を始めた。
赤ちゃんを迎えるため、脚や陰部の下の台に、
除菌シートのようなものが引かれた。
先生も二人がついてくれている。
看護婦さんも増えて、私の周りは10数名の人で、
取り囲まれている。少し異様な雰囲気だったと思う。
先生が私のお腹を思い切り何度も押す。
心臓マッサージなんてもんじゃないくらい。
15回くらい押しただろうか?
いや、20回超えていたかもしれない。
午後0:42 ぬる…という感じとともに、赤ちゃんの顔が見えた。
痛みが消えた…。
産まれたのだ…。
小さな声で、『おぎゃー…』と聞こえた。
産んだという実感はない。
『やっと終わった、痛みを乗り切った』そんな思いだった。
先生の大一声は、『これは教科書に乗るくらいの難産だ。』
『帝王切開だったな…。』
回旋異常で、顔から産まれて来たし(笑)
すぐに、旦那がへその緒を切って、その後胎盤が出た。
そして、会陰切開部分を縫いあわせる。
(結構痛いが、陣痛よりは痛くない)
その間にも赤ちゃんはお口からチューブを入れられ、 羊水など吸い取られ身体もきれいにしてもらっていた。
体重2850g 身長50cm 元気な男の子だ。
その後、赤ちゃんは旦那に抱いてもらい、
私の胸に抱かれた。カンガルーケアだ。
おっぱいを吸ったのか吸わないのか?
乳首を口に加えて、そのあと暫く胸に抱かれていた。
感動というより、夢中…。
実感はない。
なんともいえない不思議な時間と空間。
あっという間に、無我夢中で過ぎた時間。
ただ、旦那と私と、そして新しく向かえた家族の
「出発の儀式」だったのかもしれない。
出産の痛みは、忘れてしまうもの…。
そんな言葉だけが、心に響く。
新しい家族を向かえ、幸せに包まれているのだから…。
17:00 陣痛らしき痛みが、不規則ながらも現れる。
20〜50分間隔くらい。
19:00 10〜15分間隔。
もしかして…と思い始め、入浴を済ませる。
20:00 また、不規則な陣痛に戻る。
1時間何も痛みがないこともある。
※その後、10〜40分間隔くらいの不規則な痛みが続く。
【30日】
00:00 10〜20分間隔
痛みが強くなる。
痛みがある度に、トイレに行きたくなる。
やはり便をしたい感じ。
02:00 7〜15分間隔
まだ、完全に10分間隔ではないけれど、
痛みが強くなってきたため、病院に?。
看護師さんには、まだ早いかもと言われたけど、
病院に来ても良いと言われたので向かう。
02:30 入院
NSTでは、10〜15分間隔。
04:00 7〜10間隔 陣痛開始とされる。
子宮口 3〜4?
痛みが強くなる。
陣痛のたびに、ただただ耐える感じ。
07:00 子宮口 5〜6cm
痛みと戦う。
陣痛のたびに大声を出し、身体をよじる。
呼吸法は、できない。
声を出すことによって、息を吐き出し痛みを逃す。
「あーーーーーーっっ!!あーーーーーーっ!!」
って感じ?!
08:45 子宮口 9?
どうしても痛みがくると息んでしまう。
ただ、痛みは強く、ひたすら耐え、
『いったいいつまで続くの?早く終わって!!』
と、もう何がなんだか分からない状態。
※陣痛開始からここまでは、かなり順調なペース。
09:50 分娩室入室
いきみの練習をする。
2回大きく息を吸って、思い切り息む。
手と足を踏ん張り、肛門に力を入れる。
その後すぐにもう1度息を吸い、さらに息む。
何回か息む。
1時間は、あっという間に過ぎていく。
私もだんだん、息むことに疲れてくる。
ただ、息むのも大変なのだけど、息むほうが痛みは消える。
何回か、「息まずに休みましょう。」と助産師さんに言われるんだけど、息まないと、痛みをそのまま受け、絶えられない。
旦那は、私とともに息を吸い、一緒に息み、ずっと声をかけてくれている。痛みが強いと、旦那の手や身体に、強くしがみついてしまう連続。
そして、何度か旦那に陰部を見てもらう。
子宮口はぱっくり開き、その奥に、赤ちゃんの頭が見えるそう。
最初は、子宮口の入り口から3センチ奥くらいに頭が見えるそうだ。
なかなか赤ちゃんが降りてこられない。赤ちゃんの心拍も少し下がり気味。
助産師さんの話では、どうも、心配していた通り、
骨盤の大きさに対し、赤ちゃんの頭が少し大きいらしい。
先生も、「レントゲン取っってあった?」と、いまさら確認している。
私はもう本当にわけが分からず、ただただ耐え、
「もうどうなってもいいから、この痛みをどうにかしてー!!」
「この痛みから、早く開放してー!!」と夢中だった気がする。
1時間半ほど経って、赤ちゃんの心拍も戻ってきて、
1番狭い位置は抜けたとのこと。
旦那が確認すると、子宮口のすぐそこに頭があるそうだ。
そして息みすぎ為、陰部が浮腫んで物凄い腫れていて、
そうすると、またまた赤ちゃんが出にくくなるそうだ。
(この浮腫みは、出産後退院するまで続き、大変でした。)
分娩室に入って約2時間半。これは長すぎるようだ。
吸引かも知れないという雰囲気。
12:15 『もう出しますよー。』
そう助産師さんが言って、準備を始めた。
赤ちゃんを迎えるため、脚や陰部の下の台に、
除菌シートのようなものが引かれた。
先生も二人がついてくれている。
看護婦さんも増えて、私の周りは10数名の人で、
取り囲まれている。少し異様な雰囲気だったと思う。
先生が私のお腹を思い切り何度も押す。
心臓マッサージなんてもんじゃないくらい。
15回くらい押しただろうか?
いや、20回超えていたかもしれない。
午後0:42 ぬる…という感じとともに、赤ちゃんの顔が見えた。
痛みが消えた…。
産まれたのだ…。
小さな声で、『おぎゃー…』と聞こえた。
産んだという実感はない。
『やっと終わった、痛みを乗り切った』そんな思いだった。
先生の大一声は、『これは教科書に乗るくらいの難産だ。』
『帝王切開だったな…。』
回旋異常で、顔から産まれて来たし(笑)
すぐに、旦那がへその緒を切って、その後胎盤が出た。
そして、会陰切開部分を縫いあわせる。
(結構痛いが、陣痛よりは痛くない)
その間にも赤ちゃんはお口からチューブを入れられ、 羊水など吸い取られ身体もきれいにしてもらっていた。
体重2850g 身長50cm 元気な男の子だ。
その後、赤ちゃんは旦那に抱いてもらい、
私の胸に抱かれた。カンガルーケアだ。
おっぱいを吸ったのか吸わないのか?
乳首を口に加えて、そのあと暫く胸に抱かれていた。
感動というより、夢中…。
実感はない。
なんともいえない不思議な時間と空間。
あっという間に、無我夢中で過ぎた時間。
ただ、旦那と私と、そして新しく向かえた家族の
「出発の儀式」だったのかもしれない。
出産の痛みは、忘れてしまうもの…。
そんな言葉だけが、心に響く。
新しい家族を向かえ、幸せに包まれているのだから…。
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